タンザニア コメ振興支援計画プロジェクト

 タンザニア政府は、近年、国内消費量の増加が著しいコメを国の重要作物として、その増産に力を注いでいます。そのような中、2009年に同政府は、2018年までに2008年の約2倍に増産することを目標にした「国家コメ開発戦略」を策定しました。 日本は、1970年代からタンザニアにおけるコメ生産性の向上に貢献し、2007年から2012年かけては、「灌漑農業技術普及支援体制強化計画プロジェクト(通称タンライス)」を実施し、灌漑地域におけるコメの増収を支援しました。

 さらに、その後継案件として2013年に開始された「コメ振興支援計画プロジェクト(通称タンライス2)」では、これまで培ってきた稲作技術の研修手法を灌漑地域でだけでなく、天水地域にも普及展開しています。また、タンライス2では、生産面だけではなく、収穫後処理、マーケティングといったコメ産業のサプライチェーン全体の強化にも力を入れています。

 当社からは、収穫後処理とマーケティングの2分野の専門家がこのタンライス2に参加し、タンザニア全国各地の小規模農家を対象に適正収穫時期の見極め方や収穫後処理の技術、収益の計算の方法、バイヤーとの交渉術などの研修を行っています。

 2017年度は次の段階として、研修を通じて伝えた技術や知識を農家が活用し、さらに周辺農家にもそれらが伝達していく「研修の活用」の体制構築に重点を置く予定です。その中で、情報通信技術(ICT)を活用し、研修実施者同士の研修教材の共有や、参加者同士の課題やアイデアの共有など、関係者間で円滑に知識や技術を共有・展開できるプラットフォームを整備していきます。

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